戸建てのリフォームにおいて、高齢者になることを見越して取り組んでおきたい場所に浴室があります。戸建の場合は浴室を在来工法で作ることが多く、好みの浴槽や気に入ったタイルを貼ったり、天井を高くするなどの自由が効くのですが、ユニットバスに比べて寒いという難点があります。リフォームする際も、元の浴室の良さを生かして、雰囲気を変えたり、浴槽を交換してジェットバスにするなど快適さを追求することはできますが、高齢者になることを見越してするリフォームならば、ユニットバスにしてしまうという選択肢があります。

ユニットバスも種類が豊富で、ビジネスホテルのような無味乾燥なものから、多様なものが揃っています。ヒノキの浴槽やイタリアンタイルとはいきませんが、その分手入れのしやすさと暖かさが手に入ります。床もソフトタイプを選べば、マットでも敷いているかのようなクッション性がありますし、手すりの種類も豊富です。浴室のドアもスムーズな引き戸タイプが便利ですし、段差の解消もしてしまいましょう。高齢者になり、入浴が面倒になる理由に浴室の寒さや掃除の面倒さ、段差による転倒の不安があげられます。早めに対策して快適な生活を続けましょう。

• 対中非難決議